レピュテーションリスク・マネジメント/広報戦略支援
ネット・SNSの発展によりコミュニケーション環境が激変した現代では、コーポレート・レピュテーション(ステークホルダーのみではない社会一般からの企業の評判)が企業の業績・経営戦略に多大な影響を与えています。また、CSRやESG投資の考え方が定着するに従い、企業価値に対する評価基準もまた変化しつつある現況を踏まえれば、現代の企業には、レピュテーションの向上と適切な管理に向けた戦略的な取り組みが必要不可欠です。
企業内の法務担当者として広報戦略支援に携わってきた豊富な経験を活かし、平時における役職員向け研修、取材問い合わせへの対応、プレスリリースの起案から、危機発生時における記者会見実施の支援や、風評被害対策・レピュテーションの回復を目指した訴訟その他の対応まで、企業の健全なレピュテーション管理と広報活動を総合的に支援します。
取扱業務の具体例
- 広報部門からのプレスリリースレビュー
- 広告・イベント・プロモーション関連契約のレビュー
- マスコミからの問い合わせに関する事実調査、法的問題点の検討、回答文書の作成
- 危機管理時における広報業務の支援
- 記者会見の支援(代表ステートメントの起案・Q&Aの検討及び指導・リハーサル指導・会見のサポート等)
- レピュテーションリスク・マネジメントに関する研修
- SNSポリシーの作成、SNS利用に関する社内研修
- ネット・SNSの炎上や個別のユーザーとのトラブル等の解決支援
- 誹謗中傷行為、名誉毀損、肖像侵害等に対する法的措置
エンターテインメントビジネス法務
コンテンツ製作・制作の過程では、製作資金の調達と全体のビジネススキームの構築、著作権や実演家の権利をはじめとした各種の権利処理、企画開発から制作に至るまで現場で生じる様々な法的・倫理的問題などが制作担当者を悩ませています。
また、コンテンツ制作に関与するクリエイターやタレントプロダクションにおいても、著作権や実演家の権利の管理、大手メディアとの契約交渉、従業員の労務管理、ネット・SNSのトラブル、名誉毀損やタレントの私生活におけるトラブルなど、日々、多くの法的課題に直面しています。
大手エンターテインメント企業の法務責任者として勤務した豊富な経験を活かし、コンテンツ制作会社、プロダクション、メディア関連事業者が直面する様々なビジネス上の課題に対して、最適なビジネススキームの構築やリスクマネジメント、契約書の作成、各種トラブルへの対応等を総合的に支援します。
コンテンツ製作・制作者向けの法務支援の具体例
- 製作委員会、LLPなどの仕組みを利用した資金調達とビジネススキーム構築支援
- コンテンツの製作・制作からその二次利用、商品化等に至るまでの契約書作成支援
- 映画・TV番組・ネットコンテンツ等の企画から撮影、編集まで、制作現場で生ずる法的・倫理的課題のレビュー
- やらせ、人権侵害、著作権等の各種権利侵害を防止するための体制強化支援
- コンテンツ制作及び二次利用に必要となる各種権利処理業務の支援
芸能プロダクション向け法務支援の具体例
- マネジメント契約、各種出演契約、肖像利用許諾契約等のレビュー
- 名誉毀損、パブリシティ・肖像侵害への対応
- ネガティブな事案に対するマスコミ取材への対応、記者会見等の支援
- ネット・SNSの炎上等のトラブル対応
- マネージャー向け、タレント向けコンプライアンス研修の実施
- タレントのプライベートな領域に関する各種トラブルの対応
- 労務管理に関する問題
不祥事対応、有事の危機対応(クライシスマネジメント)
リスクマネジメント体制の強化(コンプライアンス/内部統制システム)
反社会的勢力排除
コーポレートガバナンス/会社法
金融商品取引法(ディスクロージャー規制/不公正取引規制/業規制)
有価証券報告書等のディスクロージャー、適時開示の実務対応から、インサイダー取引等の不公正取引の未然防止・事後対応まで、上場会社に要請される金商法リスクマネジメントを幅広く支援します。
主な取扱実績
- 適時開示の要否に関する意見書の作成
- 新規事業推進のための資金調達スキームの検討と意見書の作成
紛争・訴訟・ADR対応
臨床法務の中心として、また企業のリスクマネジメントの重要な一局面として、紛争・訴訟・ADR事件を受任します。