管理職・従業員向け研修・トレーニング
近時、コンプライアンスの遵守やCSR(企業の社会的責任)の充実について、企業には厳しい目が向けられており、従業員の意識を向上させ、不正・不祥事が発生し難い体制を構築するための不断の努力が企業のリスクマネジメントにおいて、重要な意味を持つに至っています。
プロアクト法律事務所では、以下のような研修・トレーニングメニューをはじめとして、管理職・中堅社員・新入社員などの階層別の研修、個別のご要望に合わせたオーダーメイドの研修メニュー作成やロールプレイを交えた実践的なグループディスカッションなどに幅広く対応します。
具体的なサービス(研修・トレーニングメニューの例)
1. リスク分析に基づくオーダーメイドの研修のご提案
最新の法規制や社会全体の動向、御社の事業内容や規模、各ステークホルダーとの関係性等を踏まえて御社のリスク分析を実施し、必要となる研修、ロールプレイ、グループディスカッション等のメニューを提案し、実施します。
2. コンプライアンス違反防止に関する研修
当該企業で発生しやすいコンプライアンス違反事例、クレーム事例、不祥事事例等を検討し、いかにして不祥事を未然に防止するか、不適切事案の早期発見と、発見した問題点の早期解決の方法等について、講義形式の研修やロールプレイを交えた実践的なグループディスカッション等を実施します。
3. 反社会的勢力排除体制に関する研修
何故、反社会的勢力は排除されなければならないのか、反社会的勢力が企業やその従業員に対してどのように接近を図るのか、現場で不当要求に直面した場合はいかに対応するべきか、当該企業の取り組み状況を踏まえつつ、公私両面での心構えや対応策について、実例を交えて解説します。不当要求対応のロールプレイ等も可能です。
4. 外国公務員贈賄リスクに関する研修
企業の海外進出にともない、アジアやアフリカなどの新興国では、外国公務員から贈賄を要求されることが日常的に発生しており、その対応を誤った結果、社員が海外で収監されたり、会社が巨額の制裁金を課されるといった事例も少なからず発生しています。このような事態を未然に防ぎ、不適切な事例の早期発見と、迅速且つ適切な対応を実現するため、各従業員に必要な知識や心構えを解説します。
5.談合カルテルリスクに関する研修
競争入札における談合行為や、競合する会社同士のカルテル行為は、独占禁止法違反行為の中でも悪質性が高く、競争当局の厳しい摘発の対象となっています。営業担当者個人の不適切な行為が企業全体に深刻なダメージをもたらすこともあり得るなか、このような事態を未然に防ぎ、不適切な事例の早期発見と、迅速且つ適切な対応を実現するため、各従業員に必要な知識や心構えを解説します。
6.消費者コンプライアンスに関する研修
消費者関連法コンプライアンスは、企業にとって重要な経営課題となっており、その対応によっては、企業ブランドの毀損にとどまらず、企業の存続にかかわる事態にまで発展する場合も少なくありません。また、消費者関連法規は多種多様で、且つ頻繁な法改正がされているため、適時の研修活動が不可欠です。企業の実情に応じた具体的なテーマ設定のもと、最新の規制や事例に関する講義やワークショップなどを実施します。
7.レピュテーションリスク・マネジメントに関する研修
ネットによるコミュニケーションが発展した現代社会では、企業価値を保つためのレピュテーション管理が不可欠であり、すべての従業員が会社の評判を守るための行動を心掛けなければなりません。企業のレピュテーションがいかにして形作られるか、いかにしてレピュテーションの向上を図るかについて、SNS利用に関する注意点などを含め、全ての従業員に必要となる心構え等について、実例を踏まえつつ解説します。
※期間・費用について
実施を希望するトレーニング内容等について、1ヶ月から2ヶ月前までにご相談ください。費用は、研修/トレーニングの内容及び実施回数等に応じた個別報酬が原則になります。